学生時代に途上国の現状を知ろうと、西アフリカ地域、タイの少数民族、中国の内モンゴル自治区などを訪問し、環境問題と貧困問題の深い関わりを知る。
大学院修了後、フェアトレードの仕事に従事するが、親の介護、結婚、出産とフェアトレードの現場から離れる。夫の仕事の都合で2014年から約4年間をバングラデシュで過ごし、そこで見た現状に衝撃を受ける。厳しい環境下でも頑張っている人たちがいる。自分にも何かできないか。現地で出会った生産者や仲間とともに、日本の人たちに好まれるものを作り出そうと動き出す。
2018年に帰国し、日本での販売を本格的に始動させる。近年の相次ぐ環境問題の露出に危機感を覚え、天然素材を用いた商品開発を通して、その取り組みにもチャレンジしている。分かりやすさ&楽しさを意識したフェアトレードの講座も実施している。
国土の大半が低地のバングラデシュでは既に地球温暖化の影響を受けていることを受け、温暖化への取り組みも開始。「脱炭素チャレンジカップ2024」では”脱炭素ライフを育むスクール”でアイデア賞を受賞。